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個浴の活用

近頃

 

 

介護用ユニットバス

高齢者施設向けユニットバス

等々

 

 

と言われるユニットバスが市場にはあります

 

 

 

 

そのユニットバス!

 

 

 

浴槽の内寸

とても気になります

 

浴槽の内寸が1000㎜前後

自立度が高い方には良いですよね

 

 

湯舟に浸かった時に

背中と足裏で浴槽を固定できるように

体が浮かないように

内寸を短くしている浴槽

 

 

しかし

 

 

股関節の可動域に制限がある方

緊張の強い方

膝が曲がらない方

尖足の方

等々

 

そもそもが

その浴槽の内寸の長さでは

入れない方がいらっしゃいます

 

 

当社は

子供から大人までのすべての方を

対象にしていますから

 

放課後デイ

生活介護

障がい者施設

高齢者施設

などの

既存の施設

新築の施設

設計段階の施設

などに

介護リフトの相談で

伺った際に

 

 

設計段階(進捗によりますが)の施設や

個浴と機械浴の両方がある施設はいいのですが

 

出来たばかりの新設

浴室は個浴のみ

しかも

内寸1000㎜前後の浴槽のお風呂

 

こういった施設が最近よくあります

 

 

 

想定されているお客様は

どういった身体状況の方

想定されている施設経営者は良いのですが

 

 

安易に

介護用、施設向け用とうたっている

ユニットバスだから

 

設計士が、建築業者が勧めたから

 

 

受け入れる予定のお客様の身体状況を

理解していない方が選ぶと

 

 

 

せっかくお風呂に入りたくて施設に通っているのに

 

 

シャワーのみ

 

冬でも

 

シャワーのみ

 

 

という施設が

残念ながらあります

 

 

 

設計士や建築業者は

 

介助のプロ

 

ではありません

 

建築のプロです

 

介護用、高齢者施設向けのユニットバスによっては

浴槽が選べるものもあります

 

 

受け入れるお客様の身体状況を想定する

 

 

出来ているようで出来ていない施設が最近多いような気がします