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介護リフト 注意点

職員も負担なく

 

介助を必要とする方にも

安全、安全で体にも負担なく

 

湯舟に浸かる手段として

 

介護リフト

 

はとても有効な用具ですが、

 

気を付けなければいけない点が

 

7つあります

 

  1. 骨盤に意識を持っていけない方は、体が浮いてきます。だから浮かないように膝を押さえて安定した姿勢を保つことが必要です。
  2. 居室と違い、裸でスリングを装着します。だから、皮膚剥離をおこさないように、正しい装着と正しいスリングの選定が必要です。
  3. スリングを用いて湯舟に浸かる際に、一人目の方はスリングが乾いているからいいですが、もし同じスリングを二人目以降の方にも使用する場合、そのスリングは濡れています。濡れているものが体に触れると、とても冷たいです。だから、もし同じスリングを二人目以降にも使用する場合は、スリング自体を温めておく工夫が必要です。
  4. シャワーキャリーが上下分離できるような、椅子式・座面型の吊り具を選定する場合、座面の中心に座れていなかったり、座位バランスが悪い方、暴れる方、急に動いたりするような方には注意が必要です。だから、そういう方にはスリングをお勧めします。安定します。
  5. 洗体の際や入浴中に便がでる方がいらっしゃいます。脚分離型のスリングは丁度肛門のところが開いているから良いのですが、シート型のスリングや穴が開いていない椅子式・座面型を使用されている方は、便がスリングや座面と体の間に溜まってしまいます。だから、吊り具を選ぶ際は、そういう事がわかった専門家から購入されることをお勧めします。
  6. 体を洗う時、介助を必要としている方はどこに座って、または寝て、職員はどんな姿勢で体を洗うのか?ここを考えないと職員が腰痛を引き起こす原因になります。だから、実際に入浴介助を行う職員が検証することをお勧めします。
  7. 衣服の着脱時、介助を必要としている方はどこに座って、または寝て、職員は着脱の介助をおこなうのか?一人介助か?二人介助か?脱衣で力任せの介助がおこっていないか?これから職員の数を増やすことができるのか?ここを考えないと職員が腰痛を引き起こす原因になります。だから、実際に入浴介助を行う職員が検証することをお勧めします。

 

 

これら注意点を一つ一つ施設と一緒に仮説・検証をしていきます

 

 

 

「何を買う」ではなく「誰から買うか」

 

 

 

導入後、手に入れる結果に違いがでます