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介護リフトと車椅子

介護リフトと車椅子って

 

ある意味同じだと思うんですよね

 

 

何が?

 

 

例えば

 

自力でなんとか歩けるけど

長いことは歩けない

 

 

では、車椅子を利用したらどうだろう?

 

と言うと

 

何言ってるの!

 

車椅子なんか使ったら歩けなくなるでしょ!

歩けなくならないように歩くのよ!

 

確かにそうです

 

では、見方を変えて

 

 

日常の生活に訓練要素を取り入れた場合

 

8階までフロアがある百貨店にショッピングに出かけた際に

歩いてショッピングを楽しんでいると

3階までは、なんとか歩いてショッピングを楽しんだけれど

頑張りすぎて、しんどくなり、3階より上のフロアをショッピングを楽しむことができなかった

 

 

歩くことは頑張ったけど

 

生活の質はどうだろう?

 

人生を楽しむということはどうだろう?

 

 

 

 

確かに車椅子を使うことで

 

歩くときに必要な

 

筋力

支える骨

不安定なバランスを調整する機能

などなど

 

使わないかもしれません

 

 

しかし

 

 

車椅子を使用することで

 

ショッピングを楽しんだり

行きたいところいっぱい行けたりした場合

 

心の豊かさはどうだろう?

 

 

きついけど、明日のリハビリ頑張ろう!

と思って

 

訓練は訓練で頑張れる

 

 

そんな考えがあってもいいと思います

 

 

 

では

 

介護リフトの場合

 

介護リフトを使ったら

この人、もう立てなくなる!

 

だから介助者も本人も

毎日の暮らしの中で

お互いが100%以上の力で

必死に立って、必死に抱え上げて、必死に支えて

車椅子に移る

 

それもゆっくり座ればいいが

 

「ドスン!」と

 

痛みや怪我や圧迫骨折にはならないか?心配

 

 

暮らしって、生活って、僕らは100%の力を使って

生活しているだろうか?

100%以上の力を使って入浴や排せつをしているだろうか?

100%以上の力を使わないから

 

生活を暮らしを

 

毎日続けられるのではないだろうか

 

 

 

活動範囲を広げることを大切にするのか

 

活動範囲を狭めてでも日常に訓練要素を取り入れるのか

 

 

 

 

どちらが

暮らしを

生活を

叶えたい未来を

 

豊かにできるだろうか?

 

 

 

 

永遠のテーマ